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★2012自力で俳句☆

★2012自力で俳句☆

定紋を破る鍾馗の幟面

○勝負なり次第に髪も年の暮

○深川やきのふの寝床けふの霜

阿弥陀仏地蔵菩薩も秋の雨

○けふの月狼子なき桔梗みて

○化け物も炭焼き膝を抱きながら

○けふの春おもふあなたの次第哉

○炬燵からねこや障子の薄氷

○一目みて菊の戸尻や野分哉

○化け兼ねて友の声する秋ふかし

○あら犬もいささか眠る桜哉

○夜半すぎそれをふまえて秋の雨

○うれしやと餅をさがすや子の始末

○干鰯大声むすめ祭哉

○ほととぎす烏帽子の息子初松魚

○翁来てふまえてそれも春の雨

○深川の乞食小屋にも春の月

○松茸や蒸されきりきり娘哉

○明神のめぐる葱の四谷哉

○初鰹青葉若葉もけふのけふ

○花かげやぷつくり男鹿膝たてて

○むら角力祭り指南の花盛

○花かげや松茸ひとつ男振り

○はつ鰹葉桜赤し角田川

朝顔やうねる五重塔のみち

○撫でて居る猫の目青し牡丹哉

○木犀もふわり静に市の中

○めかししてビキニ姿でああ楽や

○木犀や鬼の栖も眉涼し

○床の間の旅のもどりや夜寒哉

○雁鳴くや野分のあとのあさひ哉

○故郷や小便小屋の夏の月

○鶏頭や冷えし気儘に夜半の秋

○湯にもみじ忍術指南むすめ哉

○これお主炬燵一畳息やすめ

紅葉狩りとてつもねむいマッカートニー

○月させば乞食小屋にも菊しろし

○初ビキニ母娘二人に水かけて

○待人のもどる先也時雨哉

○けさ方も隣は誰ぞ秋の暮

○鶏頭や冷えてほつほつ鍋の中

○ビキニはじめ尻もでたでた初鰹

○子をくわえ何処へいくやら梅の花

○オールウェイズ客の声みつ牡丹哉

○なごやかに瓜くうむすめ道しるべ

○気を入れて越す夏川の楽しさよ

○鶏頭もふくふくぬれた花の宿

○苺ミルク犬の子にまた舐められた

○馬の子や糞ひとひねり牛みゆる

○猫の恋となりのむすめ夜の月

○行春に舟だす若い女かな

○おら悟空大見栄刀夏の月

○化け物の母の所にくる子かな

○ぼくだけのまた舟だすや初松魚

○谷風やすわ雷電の長ばなし

○山犬も獺も今宵は羽織かな

○波静か伊勢路の奥も春の山

○大和路や花楠の物語

九度山でしおり折り去る夏の山

○義仲寺や近江の春や暁の月

○下町やくびのほくろに春の山

○五月雨やもちもちまんぢう明日やで

◯夏の夜に火柳ゆれて角田川

○雀踏む麦山水や不二柳

◯春水を分けて金魚や龍の峰

◯旅ゆくや大晴天の目出度さよ

◯もういいかいまだよと葉踏む娘かな

◯初笑い歯のなき子ども達磨噛み

◯身に浴衣むすめが尻であかん目へ

◯蟹の子も褌しめた夏の夜

◯人の子を好いた河童のたらす糸

◯河太郎や鮎を肴に初なすび

◯かわおそが角力太鼓で河童待ち

◯河太郎も瓜みて涼む角田川

◯大門の這入口から桜いろ

◯畑を打つ雀の子らにあくび猫

◯高館や雪ふりつみて義経

◯山吹や蝶も信濃のおくりみち

◯枯れ藪も鳴く鶯のいろとなり

◯乞食小屋ひともうらやむ日和かな

◯初雪や松の梢の角田川

○初日みて朝鶏のこえ芹一把

◯青嵐身も軽やかに初松魚

◯深川の息も川越す初時雨

◯名月や誰の膳にもひとつあり

◯名月や膳の上にも阿弥陀堂

◯悪さした友の上にも今日の月

◯懐にひよいと入れたや善光寺

◯朝霜や浅間はそれに御座るぞよ

◯河太郎や初恋したり夏羽織

◯大権現猿もでてくる秋の空

◯赤飯のけぶる向こうに富士の山

◯弁慶も焼き捨てさらば三井の鐘

◯帯広く七つのむすめ飴袋

◯親なくも雀の子らは松になく

◯やい螢かうわけなからうどこへでも

◯あざやかにチロリンカラと江戸涼し

◯兄を呼ぶまたつかまえた夏の声

◯腰掛けてみれば浅間もひと休み

◯木犀のまえで稚児まつ娘かな

◯藁焼くやこぶし一つで秋の風

◯煤掃きやお手もつきそな三日の月

◯えいやっと魔法きめたり秋の雨

◯鶯や向こう二軒の角あたり

◯やれ乙鳥銭などいらぬどこへでも

◯こおろぎや親指ほどの御身上

◯泣いた子の瞳十五夜乳房かな

山茶花や冬いちばんの日向かな

◯年忘れひとり旅にて御座候

◯小豆粥餅に菜漬けによきお味

◯餅つくや一つつかんで鼠たち

◯深川や白湯大吟醸のとし忘れ

◯近江路や枯れ野の小屋も煤はらい

◯尻よせてむすめ巧者や大根引き

◯初雀土人形の袖に鳴く

◯けさの霜なめる子ありし菜も青し

◯大根引き鳶を大根でさす子かな

◯好いた子やねまり尻掻く藪蚊かな

◯初午や寄り合い狐たすき掛け

◯指折って我を忘れた御祓かな

◯ちょんと入り8の字のめつてつんと出る

◯お犬でも猫も踏み入る御祓かな

◯茅の輪から抜ける間急ぎ父のぶん

◯友の手を幼き乳房御祓かな

◯飯赤く地蔵菩薩も春の風

◯初鳥に眉ひく門の雀かな

◯ざくざくと草立つほどの今日の雨

◯初空に差し上げた子の頭から

◯雪も茶もけぶるここらは角田川

◯初鶏も天下泰平ねる子かな

◯御祝儀の雪に鼠も囃子けり

◯プンスカと怒る角にも日の出空

◯白玉や二つで涼し青い空

◯蜜豆を口尖らせて食うむすめ

◯匙舐めて苺ミルクを待つ子かな

◯花火して明くる煤みて庭ひろし

◯初雪や江戸も今宵は閑かなり

◯雪掃いてここらで遊べ雀の子

◯化くるるを忘れた狢秋の雨

◯掃いたぞよくばるや餅と釜の神

◯元日や松は二木で御座候

◯人の子をよせて狼夜寒かな

◯桃の実に眉かくほどのよきむすめ

◯知らぬ家の牡丹餅食らう彼岸哉

◯柿落ちて食らう仕官の口もなし

◯蓙一つあればここらも夏の家

◯巫女ござれ明神さまも晦日まち

◯空をみて臍まっすぐに親の聲

◯深川をもどるころには初時雨

◯白鷺やぐうんと伸ばしてちょんと突く

◯太尻で世界は変わる気がします

◯草を食み乙鳥は不二を真っ直ぐに

○初午や山の祠の赤い飯

◯五月雨やいろとりどりのいなり寿司

◯木曽山を越えてながむる雲雀かな

◯初雪や天皇塚の小豆飯

◯馬の背や大河も春の金鶏山

◯虫網も苔むすほどの青さかな

◯よい仕立て翁の箸に鮎なます

◯手力よ出で湯の熱よ諏訪の火よ

◯悠然に身は明明と狩り下る

◯馬の背に重ねて雲を金華山

◯鐘つけば伊奈波の夏も盛りける

◯日は白く暑さをすすぐ泉かな

◯萌え落ちて治部少殿もきょうの月

◯蝉の声小便ひとつよこたわる

◯住吉を越えてここらは美濃の風

◯痩寺の夜具ひく先の天の川

◯とくとくと玉までぬらす汗の路

○なによりも大晴天の昇り口

◯石塔や長きに巴木曽の春

◯狼の痩せ身に光る秋の月

◯小言いふ女剣士や秋の雨

◯恋やぶれ白詰め草を食う兎

◯鶴ぬけて涼しや奥の豆の出来

◯けさの雪熊も炬燵で桜かな

◯雪白く鯛を土産の這入口

○つるつるのいで湯の夏を開きけり

○アイスクリーム夜ふけに恋の話かな

○夜具もある花活けて待つ新茶かな

○人のよる八幡菩薩大明神

○やめてけろ食べちゃいまっせ夏の夜

三井寺の鐘に秋蝉松の月

○菷手にTシャツあおる川原かな

○福女くり出す先の御遷宮

○この先もつづく信濃路夏の風

レッドブル酒煮る男頭き―ん

○将門もながめて風の星迎え

○ひいきめに見ても見事や夏の月

○ひとまずは袂の土産瓜茄子

○小家より小坊主門に新茶かな

○野は五月浅間もけぶる月よかな

○夏草や小谷の城はいづこやら

○五月の風美しむすめ百合の花

○若後家も打ちしめらせる暑さかな

○湖の涼風うける柳かな

○よきおなご短夜髪をかきあげて

○夏夜草小谷はいまだ夢の原

○近江路やうたう夕風馳走かな

○気ばかりを入れて夏山50番

○車で行くおまえは歩け阿弥陀仏

軽井沢前代未聞の夏帽子

○はたらけば膳の阿弥陀や天の川

○銭おくれ宿は角田川で雀まち

○竜の吐く夏の月みて角田川

○よきお顔ここが尾張の入りくち

○目が腫れた三十路の姉のくちにけが

○めがかゆいビキニをつけたあたりから

○あかんこれ太いももみて夏の原

○雲たかく伊予松山に子規のこえ

○桃太郎も阿波の花みて角力かな

○三成と背中合わせの夏の原

○古池やかわす言葉もミステリアス

○子規殿に叱られて見る夏の月

○招かれて尼僧の畠茄子にとげ

○笠間にて播州赤穂という子あり

◯鶏と一日ねまる日永かな

◯あとひとつ下ればここは伊豆の海

◯西瓜みて抱え巧者に寝る子かな

◯蟹平源氏蛍に藤の花

◯狼が人の子なむる夜寒かな

◯家ひとつ雪の野仏赤頭巾

◯煤掃いて宝船よと炬燵猫

◯蛩やころりころりと念仏かな

◯初嵐むすめ勝負の御一日

◯メロメロと黄金花咲く春の山

◯嫁入日や雨の竹駒大明神

◯ひとやまを越えて辺りは辻が花

◯亡きものを夕立けろり笹に飴

◯好いた子の家におくれて桃の花

◯唐門をくぐるむかうに白牡丹

◯牽牛もゆられて恋の軽井沢

◯痩寺の押し引く角の桜かな

◯浮かずとも匂いし夏の木立かな

九度山の餅はいずこの庵かな

◯道しるべここも真田か夏木立

◯大津絵は売れれば花の後光かな

◯鬼もでて餅もつけたぞ大津の絵

◯弘法もしみいる苔やけさの水

◯田舎着で干し瓜あるく長閑さよ

◯痩寺や小屋がけ市の小菊かな

◯ひき売りの涼しや土間の初茄子

◯名月や三河の麦を門でつき

◯天の川子ありころりと秋の雨

◯この夏やまた汗ぬれてまたぬれて

◯ながれより鐘つく先の鮎のすし

◯四季をうつ高石垣の月夜かな

○高下駄で七湯をまたぐ柳かな

○整然と敦賀の青さ気比の月