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ふわふわわたがしのような

 本を読むのは、なんのためだろう。

 自己啓発のためとか、教養のためとか、かしこくなるためとか、仕事のためとか、あるいは、感動するためとか、いろいろ効用からの考え方はあるだろう。

 俺の場合、ただ読むのが楽しいから、というのが一番のところだろうな。

 そのときどきによって、読みたい本は変わるけど、ときどきまったく教養とか、感動するとかじゃなく、ただオキラクに読みたくなることがある。

 そんな時に読むのは、なんていうと失礼かもしれないけど、石持浅海とか鯨統一郎のミステリなんだよね。

 ということで(笑)、

 鯨統一郎オペラ座の美女 女子大生桜川東子の推理』を読んだ。

 バー・ミステリというんだろうか。

 なじみの人物たちが、バーのカウンターを囲んで、事件のことを話、それを探偵役の東子さんが推理するというシリーズ。気がつくと、けっこう続いているみたいだね。

 昔読んでいて、なんとなく飽きちゃって(苦笑)やめていたんだけど、図書館でみつけて再開した。

 いるかちゃんという新しいキャラクターも増えている。

 以前読んだのは、昔話やグリム童話ギリシャ神話を、現在の殺人事件となぞらえて推理するというものだった。本書ではオペラ。

 昭和の芸能や、お酒のうんちくもあり、楽しい。この前読んだ歌舞伎テーマの本では焼酎。本書はビールだった。

 まったく感動もしないし、教養にもならないけど、読んでいて、なんも考えずに楽しめる(笑)。

 続けて読むと、飽きちゃうんだけどね。

 こういうのも、読書の楽しみだ。