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地を這うドリブル

ゴールデンウィークを利用して

財布を作った

長い休みがあると何かつくりたくなる

誰かと遊ぶのもいいし

1人で旅行にいくのもいいけど

何か形として残したくなる

振り返ったときに

“コレ”を作ったんだ

って作った時間を感じれるから

目に見えて“モノ”があると安心する

形のない思い出だと自信がなくて不安になる

経験として残ればいいとも思うけど

なかなか刻みこまれることがなくて

今までで一番笑った出来事も何かわからないし

よく鼻を触る癖もいつから始まったのかも知らない

始めてセックスしたのがいつか覚えてないし

誰だったかもかなり危うい

新しい記憶がどんどん積み重なって

古い記憶がどんどん押し潰されて

例え今

ちん毛を全部むしって

「キャンバンピーーー!!!」

って叫んだとしても

何ヵ月もすれば

ちん毛をむしったことも

叫んだことも

私の中では無かったことになるんだろうな

この財布はいつまで人生を共にするんだろうか